多層ヘッド/頭数/ヘッドピッチ
プラスチック加工機械用語において、用語の分類の中で、”(c)ブロー成形機”に分類されている用語のうち、『多層ヘッド』、『頭数』、『ヘッドピッチ』のJIS規格における定義その他について。
プラスチックを成形加工するプラスチック加工機械のうち、射出成形機、ブロー成形機、押出成形機について、主としてカタログや仕様書などに用いる用語やその定義について規定しているプラスチック加工機械-用語(JIS B 8650)において、用語分類の ”(c)ブロー成形機”に分類されているプラスチック加工機械用語には、以下の、『多層ヘッド』、『頭数』、『ヘッドピッチ』などの用語が定義されています。
プラスチック加工機械-用語(JIS B 8650)
⇒【(c)ブロー成形機 】
分類: プラスチック加工機械用語 > (c)ブロー成形機
番号: 328
用語: 多層ヘッド
定義:
複数の成形材料による多層構成のパリソンを形成するヘッド(※1)。
成形材料の種類と層数により、”○種○層”と表現する。
単位:
−
対応英語(参考):
multi-layer head
分類: プラスチック加工機械用語 > (c)ブロー成形機
番号: 329
用語: 頭数
定義:
1本のパリソンで成形するものを、単頭ヘッドと称し、2本以上のパリソンで同時に成形する多頭ヘッドでは、そのパリソンの数に相当する。
単位:
−
対応英語(参考):
number of head
分類: プラスチック加工機械用語 > (c)ブロー成形機
番号: 330
用語: ヘッドピッチ
定義:
多頭ヘッドにおける各パリソン間の中心距離。
単位:
mm
対応英語(参考):
head center distance
(※1)
ヘッドとは、押出機から押し出される成形材料を、パリソン(筒状又は管状の形状で溶融状態の成形材料)に形成する部位のことです。
連続的にパリソンを形成する連続ヘッド(ヘッドの一種で、クロスヘッドともいい、パリソンを連続的に形成させる部位)と、間欠的にパリソンを成形するアキュムレータヘッド(ヘッドの一種で、間欠的にパリソンを形成するヘッド)に大別されます。
取付が可能なダイの最大口径でその大きさを表します。
[ プラスチック加工機械 > ブロー成形機 ]