押出質量/可塑化能力/シリンダ
プラスチック加工機械用語において、用語の分類の中で、”(c)ブロー成形機”に分類されている用語のうち、『押出質量』、『可塑化能力』、『シリンダ』のJIS規格における定義その他について。
プラスチックを成形加工するプラスチック加工機械のうち、射出成形機、ブロー成形機、押出成形機について、主としてカタログや仕様書などに用いる用語やその定義について規定しているプラスチック加工機械-用語(JIS B 8650)において、用語分類の ”(c)ブロー成形機”に分類されているプラスチック加工機械用語には、以下の、『押出質量』、『可塑化能力』、『シリンダ』などの用語が定義されています。
プラスチック加工機械-用語(JIS B 8650)
⇒【(c)ブロー成形機 】
分類: プラスチック加工機械用語 > (c)ブロー成形機
番号: 307
用語: 押出質量
定義:
単位時間に押出機(※1)から押し出される成形材料の質量。
単位:
kg/h
対応英語(参考):
throughput rate
分類: プラスチック加工機械用語 > (c)ブロー成形機
番号: 308
用語: 可塑化能力
定義:
単位時間に可塑化(※2)できる成形材料の質量。
単位:
kg/h
対応英語(参考):
plasticizing capacity
分類: プラスチック加工機械用語 > (c)ブロー成形機
番号: 309
用語: シリンダ
定義:
成形材料を入れ、加熱、冷却するための筒状のハウジング。
備考1.
回転するスクリューを内蔵する。
備考2.
外部から加熱、冷却できる構造になっている。
備考3.
バレルともいう。
単位:
−
対応英語(参考):
cylinder,
barrel
(※1)
押出機とは、シリンダ内において、回転するスクリューによって成形材料を移動させながら、可塑化・混練した成形材料を安定して押し出す機械装置のことです。
(※2)
可塑化とは、成形材料を軟化させ、流動しやすくすることをいいます。
[ プラスチック加工機械 > ブロー成形機 ]