射出成形,ブロー成形,押出成形など樹脂成形機,金型等の用語

 

ヒータ電力/温度制御ゾーン/ホッパ体積



プラスチック加工機械用語において、用語の分類の中で、”(b)射出成形機”に分類されている用語のうち、『ヒータ電力』、『温度制御ゾーン』、『ホッパ体積』のJIS規格における定義その他について。

プラスチックを成形加工するプラスチック加工機械のうち、射出成形機、ブロー成形機、押出成形機について、主としてカタログや仕様書などに用いる用語やその定義について規定しているプラスチック加工機械-用語(JIS B 8650)において、用語分類の ”(b)射出成形機”に分類されているプラスチック加工機械用語には、以下の、『ヒータ電力』、『温度制御ゾーン』、『ホッパ体積』などの用語が定義されています。

プラスチック加工機械-用語(JIS B 8650)
⇒【(b)射出成形機 】


分類: プラスチック加工機械用語 > (b)射出成形機

番号: 213

用語: ヒータ電力

定義:
加熱シリンダ
(※1)及びノズル部の合計ヒータ電力。

単位:
kW

対応英語(参考):
heating capacity


分類: プラスチック加工機械用語 > (b)射出成形機

番号: 214

用語: 温度制御ゾーン

定義:
加熱シリンダ
(※1)及びノズルなどの温度制御領域。

単位:

対応英語(参考):
temperature control zone


分類: プラスチック加工機械用語 > (b)射出成形機

番号: 215

用語: ホッパ体積

定義:
ホッパの全体積。

単位:
l

対応英語(参考):
hopper capacity


(※1)
加熱シリンダとは、バレル、又は加熱筒ともいい、成形材料を入れ、加熱するための筒状のハウジングのことです。
回転するスクリュー(一般的には供給部、圧縮部、計量部の3ゾーンから構成され、射出成形機の加熱シリンダ内で回転することによって、成形材料を移送、溶融、混錬する螺旋状の溝をもつ軸)を内蔵します。