スクリュー有効長さ/スクリュー直径/スクリューL/D
プラスチック加工機械用語において、用語の分類の中で、”(b)射出成形機”に分類されている用語のうち、『スクリュー有効長さ』、『スクリュー直径』、『スクリューL/D』のJIS規格における定義その他について。
プラスチックを成形加工するプラスチック加工機械のうち、射出成形機、ブロー成形機、押出成形機について、主としてカタログや仕様書などに用いる用語やその定義について規定しているプラスチック加工機械-用語(JIS B 8650)において、用語分類の ”(b)射出成形機”に分類されているプラスチック加工機械用語には、以下の、『スクリュー有効長さ』、『スクリュー直径』、『スクリューL/D』などの用語が定義されています。
プラスチック加工機械-用語(JIS B 8650)
⇒【(b)射出成形機 】
分類: プラスチック加工機械用語 > (b)射出成形機
番号: 219
用語: スクリュー有効長さ
定義:
スクリュー(※1)の溝の軸方向長さ。
単位:
mm
対応英語(参考):
effective length of screw
分類: プラスチック加工機械用語 > (b)射出成形機
番号: 220
用語: スクリュー直径
定義:
スクリューの呼び外径寸法。
単位:
mm
対応英語(参考):
screw diameter
分類: プラスチック加工機械用語 > (b)射出成形機
番号: 221
用語: スクリューL/D(えるばいでぃ)
定義:
スクリュー有効長さ(L)とスクリュー直径(D)との比。
単位:
−
対応英語(参考):
screw L/D ratio
(※1)
射出成形機におけるスクリューとは、射出成形機の加熱シリンダ内で回転することによって、成形材料を移送、溶融、混錬(分散とも呼ばれ、材料相互の位置の交換を行うだけでなく、凝集物の引離しを目的とした破砕作用を積極的に求める操作形態)する(らせん状)螺旋状の溝をもつ軸のことです。
一般的には供給部、圧縮部、計量部の3ゾーンから成っています。
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