バレルヒータ電力/脱揮/ベント口
プラスチック加工機械用語において、用語の分類の中で、”(a)押出成形機”に分類されている用語のうち、『バレルヒータ電力』、『脱揮』、『ベント口』のJIS規格における定義その他について。
プラスチックを成形加工するプラスチック加工機械のうち、射出成形機、ブロー成形機、押出成形機について、主としてカタログや仕様書などに用いる用語やその定義について規定しているプラスチック加工機械-用語(JIS B 8650)において、用語分類の ”(a)押出成形機”に分類されているプラスチック加工機械用語には、以下の、『バレルヒータ電力』、『脱揮』、『ベント口』などの用語が定義されています。
プラスチック加工機械-用語(JIS B 8650)
⇒【(a)押出成形機 】
分類: プラスチック加工機械用語 > (a)押出成形機
番号: 113
用語: バレルヒータ電力
定義:
バレル部のヒータ電力。
単位:
kW
対応英語(参考):
heating capacity of barrel
分類: プラスチック加工機械用語 > (a)押出成形機
番号: 114
用語: 脱揮
定義:
原料中に含まれるガス及びモノマー、空気及び水分を取り除く操作。
単位:
−
対応英語(参考):
degassing,
devolatizing
分類: プラスチック加工機械用語 > (a)押出成形機
番号: 115
用語: ベント口
定義:
脱揮のためにバレル(※1)に設けられた開口部。
単位:
−
対応英語(参考):
vent
(※1)
バレルとは、成形材料を入れ、加熱、冷却するための筒状のハウジングのことです。
シリンダともいい、回転するスクリュー(押出機のバレル内で回転することによって、成形材料を移送、溶融、混錬、脱揮などをする溝をもつ軸)を内蔵し、外部から加熱又は冷却できる構造になっています。
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