バレル/バレル加熱方式/バレル冷却方式
プラスチック加工機械用語において、用語の分類の中で、”(a)押出成形機”に分類されている用語のうち、『バレル』、『バレル加熱方式』、『バレル冷却方式』のJIS規格における定義その他について。
プラスチックを成形加工するプラスチック加工機械のうち、射出成形機、ブロー成形機、押出成形機について、主としてカタログや仕様書などに用いる用語やその定義について規定しているプラスチック加工機械-用語(JIS B 8650)において、用語分類の ”(a)押出成形機”に分類されているプラスチック加工機械用語には、以下の、『バレル』、『バレル加熱方式』、『バレル冷却方式』などの用語が定義されています。
プラスチック加工機械-用語(JIS B 8650)
⇒【(a)押出成形機 】
分類: プラスチック加工機械用語 > (a)押出成形機
番号: 110
用語: バレル
定義:
成形材料を入れ、加熱、冷却するための筒状のハウジング。
備考1.
回転するスクリュー(※1)を内臓する。
備考2.
外部から加熱又は冷却できる構造になっている。
備考3.
シリンダともいう。
単位:
−
対応英語(参考):
barrel,
cylinder
分類: プラスチック加工機械用語 > (a)押出成形機
番号: 111
用語: バレル加熱方式
定義:
バレルを電気、油などによって加熱する方式。
単位:
−
対応英語(参考):
barrel heating system
分類: プラスチック加工機械用語 > (a)押出成形機
番号: 112
用語: バレル冷却方式
定義:
バレルを空気、油、水などの冷媒によって冷却する方式。
単位:
−
対応英語(参考):
barrel cooling system
(※1)
スクリューとは、押出機のバレル内で回転することによって、成形材料を移送、溶融、混錬、脱揮などをする溝をもつ軸のことです。
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