スクリュー有効長さ/スクリュー直径/スクリューL/D
プラスチック加工機械用語において、用語の分類の中で、”(a)押出成形機”に分類されている用語のうち、『スクリュー有効長さ』、『スクリュー直径』、『スクリューL/D』のJIS規格における定義その他について。
プラスチックを成形加工するプラスチック加工機械のうち、射出成形機、ブロー成形機、押出成形機について、主としてカタログや仕様書などに用いる用語やその定義について規定しているプラスチック加工機械-用語(JIS B 8650)において、用語分類の ”(a)押出成形機”に分類されているプラスチック加工機械用語には、以下の、『スクリュー有効長さ』、『スクリュー直径』、『スクリューL/D』などの用語が定義されています。
プラスチック加工機械-用語(JIS B 8650)
⇒【(a)押出成形機 】
分類: プラスチック加工機械用語 > (a)押出成形機
番号: 119
用語: スクリュー有効長さ
定義:
スクリュー(※1)の溝の軸方向長さ。
単位:
mm
対応英語(参考):
effective length of screw
分類: プラスチック加工機械用語 > (a)押出成形機
番号: 120
用語: スクリュー直径
定義:
スクリューの呼び外径寸法。
単位:
mm
対応英語(参考):
screw diameter
分類: プラスチック加工機械用語 > (a)押出成形機
番号: 121
用語: スクリューL/D(えるばいでぃ)
定義:
スクリューの有効長さ(L)とスクリュー直径(D)との比。
単位:
−
対応英語(参考):
screw L/D ration
(※1)
スクリューとは、押出機のバレル内で回転することによって、成形材料を移送、溶融、混錬(材料相互の位置の交換を行うだけでなく、凝集物の引離しを目的とした破砕作用を積極的に求める操作のことで、分散とも呼ばれる操作形態)、脱揮(原料中に含まれるガス及びモノマー、空気及び水分を取り除く操作)などをする溝をもつ軸のことです。
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